雑記

メモ・二次創作の構造

「石を投げれば二次創作に当たる」と誰が言ったか知りませんが、二次創作の氾濫振りには目を見張るものがあります。漫画、小説、イラスト、動画といったように形式も多岐にわたり、作り手の技能においてプロに劣らぬような上質の作品も少なくないばかりか、…

大相撲銀河場所

幕下力士に「阿夢露」という四股名を発見したので友人と「宇宙世紀だ」「シャアはどこだ」「そのうち殺駆とか怒武とかいう四股名も出てくるに違いない」「宇宙世紀には大相撲火星場所とか月場所とかあるんだよ」「力士の呼び出しも、出身・月、フォン・ブラウン市、ザビ…

カニとイクラ踊るよ

なんとなく北へ。寒かった。 とりあえず行くにあたり『地の果ての獄』『羆嵐』を再読した。私の北海道観は多分にその辺りに拠っています。

劇場版『魍魎の匣』

観料が千円だったので観てきた。原作をふまえて感想。ネタバレありで。

いきもの紀行携帯編

去年まで使っていた携帯電話の写真データを久しぶりに見てみたら、明らかに人間の写真が少ない。じゃあ何の写真が多いのかというと、動物とか風景の写真ばっかりでした。 そんなわけで私の前を通り過ぎていった動物たちの一部を紹介したい。そしてあわよくば…

『てのひら怪談2 ビーケーワン怪談大賞傑作選』(加門七海/福澤徹三/東雅夫[編]、ポプラ社)

てのひら怪談〈2〉ビーケーワン怪談大賞傑作選作者: 加門七海,東雅夫,福澤徹三出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2007/12メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (45件) を見る今夏開催された「第五回ビーケーワン怪談大賞」の応募作から百編…

口ずさむメロディーが教えてくれるとか何とか

中学生の時に、あるクラスメートが言ったのさ。「ゲームの音楽のCDとか買うのってダサいっつーか」その発言自体は単なる中二病的な「ゲームとか卒業してポップスとか聴いちゃう俺マジ大人」っていう文脈から出てきたものだったので、当時も(背伸びしやがっ…

夜の歌

主にチャンピオンREDの付録などの女体フィギュアがいくつか溜まってきたのですが、どうすべきか思案しています。何か超面白カッコいい活用法はないものでしょうか。 今のところ最も有力な案は、富士鷹ジュビロ先生の短編「夜に散歩しないかね」の那引のおじ…

銀河仏道の夜

数日前objectO氏が「スペース歓喜仏」という素敵ワードを仰ったので大いに感じるところあり、宇宙仏についてあれこれ想い描いていたところ、脳内涼之介が「宇宙仏師とはいかなるものなのでしょうか」などと言います。アステロイドベルトで延々石仏を彫り続け…

小泉八雲「破約」をギャルゲーにしてはどうなのよ

「破約」あらすじ。ある武士の妻が病死する。妻は死際に夫に向かって再婚しないことと自分を庭の梅の木陰に葬るよう願う。夫はこれを約束する。望みどおり妻は庭に葬られたが、一年ほどして夫は周囲の勧めに負けて新たに若い花嫁を迎える。やがて元の妻は新…

音声ソフトとシャーマニズム

初音ミクやディレイラマといった、近頃流行の音声ソフトについて考えてみる。個人的にはディレイラマ派です。彼らは恐らく伝説の巌娜亜羅十六僧と密接な繋がりがある。知っているのか雷電ーッ!? 仮面劇というものは世界各地に古来より見られる芸能形式なのだ…

生肉

ダイアリーの表示モードを変えてみたら今までのブックマークとスタープラチナが全部表示されなくなってしまったので、何だこの下等生物め元に戻しやがれと仰る方がいらっしゃったら戻します。まあ不便なのは私自身くらいな気もしますが。 なんで食人賞の集計…

黒い男たち

最近『ザ・シェフ』が文庫で出ているので読んでいるのですが、この作品は要するに『ブラック・ジャック』の様式で書かれている作品です。BJといえば個人的には幼少時の愛読書で「五千万いただきましょう。いやならいいんですぜ。この病気は私以外には治せま…

「食人賞」が盛況すぎる。皆さんの食欲と良識が眩しい。私はどっちかっていうと作る人なんですが。秋山の魔法にかかればどんな食材も美味しく調理。好きなキャラは五行です。 注文していた中山昌亮『不安の種』一〜三巻が届いたので一気読み。かっこいいなあ…

初音ミクを描いてみた

この深夜に何描いてるんだろう私は。

怪談を煽ってみる

怪談は、 ほどほどの長さ(短編が多い・短編が適している) 読む時と場所を選ばない(あらゆる状況それぞれに適した怪談がある) といった点からケータイ小説に実に適したジャンルだと思うので、みんな携帯端末向けに怪談を書けばいいと思いました。単に私が…

好きな未確認生物はモスマンとニンゲンです

ブクマコメントにあった別役実のあざらし記述を探しに書店に行ってみたのですがそれらしいものは見つからず。多分『けものづくし』辺りではないかと思うのですが。 代わりに買ってきた高野秀行『怪魚ウモッカ格闘記』(集英社文庫)が大層面白かった。それで俄…

表現者は死人なり

ポーランドの作家、作品で自身が犯した殺人を描写これを読んで連城三紀彦『戻り川心中』を連想してしまうのは私だけではないと思う。以下重大なネタバレを含むのでそれでもいいという人だけ続きを読んでください。

お願い

川に迷い込んだアザラシの一覧とかまとめサイトとかあったらいいなと思って探したんですが、見つからないのでご存知でしたらご一報ください。

つまり携帯小説は伝奇小説であって卓見と思うが、愚考するにホストはサンカに擬せずとも本来が歓待を職能とする道々の輩であり、中央の権勢の及ばぬ公界の住人ではないだろうか。

自分が時々味わっている感覚が「不思議の国のアリス症候群」と言われるものだと最近知りました。なので散歩しながら「チャンピオン」を歌っていたら目が合った近所の猫にいやな顔をされた。ずっと俺のターンになるのがなにより読者として厭なので百物語のほ…

怪談と聞くとテンション上がる私が今週もやってまいりました。 ちょっといい話。盆入りしてから近所の犬がやたら夜中に吼えます。おそらく大勢帰ってきているのでしょう。http://d.hatena.ne.jp/wonder88/00010101

遠出してました。怪談聞いてきました。途中で蛇尾川通過しました。懲りずに投稿。 http://d.hatena.ne.jp/wonder88/00010101

鬼を談ずれば怪至る

夏だしみんなブログで怪談話を書けばいい(ファック文芸部 - 論理兵站) 百物語(握力) に参加。 平素から季節感なく怪談ばかり書き連ねている私ですが、怪談の旬といえばやはり夏です。できるだけはてな界隈の皆さんに措かれましては怪を語っていただきたいと…

都会の白いカラス

全ての人間はどす汚れている! (山口貴由『覚悟のススメ』第九十四話「星義」) 「カラスは黒い」と言う命題をくつがえすには何千何万何億の中にたった一羽白い翼のものがいればよい! (山口貴由『覚悟のススメ』第百話「くじけない翼」) 都会といえば人…

ここ五日ほどスパロボグルイだったのでそろそろ正気に戻った方がいいと思いました。

「ヒップアタック」を連呼すると段々「ひっぱたく」に聞こえてきます。 するというとミセス……「ひっぱたく」という語は「ヒップアタック」という語の転訛して動詞化したものである、と……そうかね? さて、そうしますと「ひっぱたく」という動作は尻をもって…

http://q.hatena.ne.jp/1180863895BlogのデザインがGothicなんで私の中で萌えobjectOさんはゴスロリ少女なんですが、ゴスロリは四肢欠損すると途端に背徳的になる気がします。これが萌えでしょうか。

天国への道、或いはカブトムシカブトムシカブトムシ以下略

現代人は保存料のたっぷり入った食料を日常的に摂取しているせいで死後も中々腐らない。という話を何度か聞いたことがありますが、さてそうなると気になることが出てきます。現代人を好んで捕食する生物がいた場合、或いは更にその生物を好んで捕食する生物…

所用にて先月末から一週間渡米してました。帰国後の時差ボケのせいですっかり更新する時間と意欲をなくしていたんですが何とか回復しました。とりあえず今後は週一くらいで怪談書きたい。多分無理だろうけど。