銀河仏道の夜

数日前objectO氏が「スペース歓喜仏」という素敵ワードを仰ったので大いに感じるところあり、宇宙仏についてあれこれ想い描いていたところ、脳内涼之介が「宇宙仏師とはいかなるものなのでしょうか」などと言います。
ステロイドベルトで延々石仏を彫り続けるとかだろうか。
と、考えたものの何となく既視感があり、ちょっと記憶を辿ってみたら『Gの影忍』でした。



(『Gの影忍』より)


そういや『銀河鉄道999』も『西遊記』のフォーマットなんで、要するに宇宙の彼方まで機械の体という経典を取りに行く話ですね。
あんまり関係ないけど『銀河鉄道の夜』を書いた宮沢賢治法華経の熱心な信仰者だったようです。
宇宙は仏道を裏切らないし、仏道もまた宇宙を裏切ってはなりません。宇宙の海は仏の海。