2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五月も終わる二十八日目

台所に蛞蝓が這っていた。

片脚

近所の桜が満開ということで、Sさんは友人達に声をかけて花見に出かけた。曇り空ではあったが風は弱かったので、吹き散らされることもなく花を楽しめた。 用意した弁当とビールでいい気分になっていたSさん達だったが、友人の一人の様子が少しおかしい。普…

そうでもある二十七日目

デレプタさんに合掌。 彼が出てくると話がシグルって面白かった。 片腕に刃創を負わされたレッドさんが勝利を誓うところとか。

今年初めて蚊に食われた二十六日目

またキンカンが活躍する季節に。 ムヒよりキンカン派。

たぶん虫か蛙か二十五日目

五月頭の写真と比べると陽射しが強くなったのがわかる。 そりゃあ稲もモサモサ伸びるだろうさ。 近所の猫が草むらで何かを捕食していたので気になったのだけれど、近寄ったら確実に逃げられるので距離を置いたまま眺めていた。 眺めながらふと、今から百年も…

何日目なのか忘れそうになった二十四日目

美脚の生えた体長五メートルくらいのマグロが人を襲っている夢を見た。 凶暴なことに加え、走るのが大層速いという何とも恐ろしい奴だった。 夢の中ではマグロに脚が生えていることに全く疑問を抱かなかった。 しかし目が覚めてみるとどうもおかしい。 思わ…

寒い時代だと思う二十三日目

急に寒くなった一日でした。 昨日はあんなに鳴いていた蛙も静まり返っております。 さすがに変温動物。

二十二日目

今夜はなぜか蛙の声が一際大きい。

二十一日目エモン

水中にオタマジャクシの姿が目立つようになり、近寄ると彼らが一斉に逃げるので波紋が立つ。 探していないので今年はまだ見ていないけれど、オタマジャクシを捕食する水生昆虫も多い。 水棲カメムシのたぐいとしてはタイコウチ、ミズカマキリ、コオイムシあ…

大根と鼠の二十日目

井坂先生に合掌。 最後までブレない魅力的な悪役であった。 遠方に住む祖母から聞いた話。 祖母の同年代の知人に、ゴミを最寄の川に捨ててしまう女性がいるという。 生活ゴミは全て、家の前を流れる川に投棄してしまうらしい。 当然ながら彼女の住んでいる町…

つくも十九日目

同じように見えても、よく見ると毎日少しずつ変化している。 穏やかに見えて内部では猛烈な勢いで細胞分裂が進んでいる。 耳を澄ませればその力強い響きが聞こえてきそうなくらいだ。 などと考えながら稲の萌えキャラ構想を練っていた五月の昼下がり。

十八日目、番茶も出花

快晴。 また水位が上がった。

十七日目に水が引いたことを知ったので方舟を出た

水位が下がった。

はっけんの十六日目

生まれたばかりのオタマジャクシが泳いでいた。 ところで萌え米ですが。 いわゆるパッケージにかわいらしい少女のイラストを配したお米の商法です。 私の家の近くでも、隣町の農協が昨年から萌え米を始めたようで、幹線道路沿いに萌え絵の看板が設置されたり…

ねえやは十五日目で嫁に行き

夏日。 もしこんな日にパチンコ屋の駐車場で子供が乗ったままの車を見かけたら、君は通報してもいいし、しなくてもいい。 ……してください。

十四日目のほう

ここまでの写真をスライドショウなどで連続して見ると、稲が伸びてゆく様がよくわかります。 ああ、伸びてゐる。 何だか酷く農家が羨ましくなつてしまつた。

十三日目で日曜日

サイクロンジョーカーエクストリーム という名前の長さに何か覚えがあると思っていたが、その既視感は ゴールドエクスペリエンスレクイエム から来ていると気付いてすっきり。 稲は今日も元気でした。

黄金十二日目

田んぼの水を覗いてみるとカイミジンコの類が無数に泳いでいました。 その数たるや満天の綺羅星の如し。 微生物好きな人には堪らない光景かと思われます。

西向く十一日目

1mくらいのアオダイショウがいたので挨拶した。 具体的には尻尾を触らせていただいた。 ひんやりと滑らかなその感触……。 指に残る仄かな生臭さ……。 即刻手を洗った。

古譚

「『ラブプラス』美少女キャラ汚された」 漫画雑誌ストーリーにネット騒然 昔々、あるところ。 「……!」 「…………!!」 街中で騒ぎが起こっています。一人の少女を、何人もの男が恐ろしい顔をして取り囲んでいます。 少女は国民的ガールフレンドでありながら…

兎十日目

晴れました。

九日目の浮気

先週に比べると育ってきた感が無きにしも非ず。 もっと生長すると水面が見えなくなります。 まあ実る頃になると水も張らなくなるんですが。 水面を見て興奮する性的嗜好の方は今のうちですよ! 育ってない稲を見て興奮する(以下同文)。

八日目人間ベム

雨が降ったので水が澄んだ。

七日目に神はご自分の仕事を離れ、安息なさった

風向きのせいで田んぼ中の泡がこちら側に寄ってきてしまった……。 アートカプチーノっぽく見えなくもない……か?

六日目の小夜子

水を足していたので昨日よりも上の位置まで浸かっている。 赤い翅の虫が溺死していた。それもまた肥料になるのだろう。

白いもの

近所にあるピアノ教室の先生から聞いた話。 もう二十年近く前の夏の日のことだという。夕刻、先生は隣町の花火大会に向かって車を走らせていた。助手席にはまだ小学生だった長男が乗っていた。花火大会は隣町との境にある河川敷で行われる。従って、会場には…

五日目星の海で

浮いている泡がいささかキモい。 晴れていたが少し風があった。 田んぼの畦で猫がのんびりしていたが、写真を取ろうとしたら逃げた。 近所の猫はみな警戒心が強い。まず人には近寄らない。餌は自分で取る。そんな野生の王国。

四日目の蝉

昨日より水面の気泡が少ない。 曇天で気温が下がったためだと思われます。

坊主の三日目

蛙が合唱中。つまるところ繁殖期である。濃厚なラブの気配にむせる。

誰得企画二日目

昨日はちょっと近寄りすぎた感があったので今日は少し引いてみた。 今後稲が生長してくると画面に入らなくなってしまうため。 定点観測するにあたり視点をなるべく一定にしたい。