水中にオタマジャクシの姿が目立つようになり、近寄ると彼らが一斉に逃げるので波紋が立つ。
探していないので今年はまだ見ていないけれど、オタマジャクシを捕食する水生昆虫も多い。
水棲カメムシのたぐいとしてはタイコウチ、ミズカマキリ、コオイムシあたりが普通に見られる。
大物であるタガメは農薬の影響か、残念ながらこのあたりで見かけた事はない。
だから幼少の私は図鑑でタガメのページを眺めながら、その重厚な姿に憧れたものだった。
後年、タイではタガメを食用にすると聞いて、タイは食用にするほどタガメが沢山生息しているのだなあと酷く羨ましくなった覚えがある。