「邪なテレビどもは、このテレビ様が許さねえ!」「お前何様だと」「何だと!食らえテレビーム!!」「たわば」悪は去った!

納豆で痩せると語ったのもテレビなら、それが騙りだと報じたのもテレビでした。
マスコミは真実を伝えるのが使命*1でしょうが、真実であろうが無かろうが絶対にテレビが言わない言葉が一つあります。
すなわち、「テレビを見ることは害であるからやめなさい」。
同様に新聞も「新聞を読むな」とは書きません。
故・山本夏彦がどこかで「新聞は子供に読ませてはならぬ。大人はいくらか差し引いて読むが、子供は書いてあることを全て真実として受け取るからである」なんて事を書いていた記憶がありますが、テレビも人間の作っているものですから当然その全てが真実という訳ではないので、これまたいくらか差し引いて見る必要がある。
しかし新聞を読む子供の数など全体から見れば高が知れているでしょうが、今日びテレビを見ない子供の方が珍しい。
それも当然で、子供にテレビを見せるのを制限すべき親が、矢張り子供の頃からテレビを見て育っている。
だからテレビは見なくても何も困らないのに見て当然と思って疑わない。第一子供にテレビを見せておけばその間は手がかからない。近来の風潮として親といえどできるだけ子供に時間を割かれたくないという思考があるようですからこれは実に都合がいい。


一応断っておきますが、私自身はテレビ自体が悪いとも何とも思いません。テレビが悪いというなら、そもそも皆こぞってテレビを見ているのだから見ているやつも番組を作っているやつも皆悪い。深夜アニメ観てる己も悪い。最近は『RED GARDEN』と『コードギアス』が面白いです。『新・京都迷宮案内』の新シリーズも始まったし。
テレビって本当にいいものですね。

天下一マスコミ決定戦、或いはスーパーマスコミ大戦

そんなわけでこのところお盛んなテレビさんを始めとするマスコミたちに、ちょっと静かになってもらう為にはどうすればいいか。故人曰、毒を以て毒を制すとの通り、互いに食いあわせればよろしい。そこでスーパーマスコミ大戦の開催ですよ奥さん!制作:蛮プレスト。発売延期のお知らせとお詫び。
○ユニット紹介
テレビ:スーパー系。攻撃力はピカイチ。やや歴史が浅いのが弱点か。
新聞:リアル系。テレビに次ぐ攻撃力と劣らぬ耐久力を持つ。歴史に一日の長あり。
ラジオ:スーパー系。近年やや押され気味だが場所を選ばぬ汎用性は大きな武器か。
雑誌:リアル系。層の厚さが売り。
ビラ:リアル系。そもそもマスコミか?影響力に多少の難ありだが、神出鬼没、低コストは大きな魅力。
ネットラジオ、ネットテレビ:スーパー系。新興勢力。
オリジナル系:主人公機とかラスボスとか。近年カットインがすごいと評判。プッルンプッルン揺れるんだってさ。

  ※ちなみに信号受信式がスーパー系、マテリアル式がリアル系で分類しております

*1:少なくとも建前では