チョコパフェとかイケメンとかマジで夢中に

  • 昨日の大風で梅の花は粗方散ったのに、杏の花は一斉に咲き始めた。強風が刺激になって開花したんだろうか。
  • 今週からチバテレビで『ふたりはプリキュア』と『ペリーヌ物語』の放送が始まった。しかも毎日である。どちらも題名は知っているものの、まともに観た事がなかったので観てみることにした。更にその間の時間帯には『キテレツ大百科』とか『らんま1/2』とかも放送しているので本当にチバテレビはアレだな。
    • ペリーヌさん(13)は第1話冒頭で父親がいきなり亡くなっている。生きた父親が回想シーンでしか出てこなかった。のっけから重い展開である。ペリーヌさんと母親はユーゴスラヴィアからフランスまで祖父を頼って旅をするという。これまた苦難を予想させる設定である。
      • これはもう間違いなく、祖父のところに辿り着いても祖父とうまくいかない展開である。そうと相場が決まっている。ペリーヌさんは家を出た息子の子なので祖父に認めてもらえないのだ。多分。
    • プリキュアもまたペリーヌさんと同世代の少女達が主人公である。チバテレビはそこを意識しているに違いない。やっぱり違うかもしれない。
      • OP。内容はよく知らなかったが、主題歌だけは知っていた。イントロがアニメ版「三つ目がとおる」の主題歌「?のブーメラン」にクリソツということで何度か聴いたことがあった。確かに同じである。プリキュアプリキュアプリキュア、奇想天外。
      • キュアホワイトの変身グッズがなぜか彼女の家の土蔵から発見された所が良かった。キュアブラックの方は空から落下してきたのに。いいですよね土蔵。獣の槍とか。
      • 象徴的なことをいうならば、空と土蔵は天と地であるわけです。それで変身するキャラクターはブラックとホワイト。陰と陽です。黒白は碁石と同じですが、囲碁において碁盤は宇宙を、そこに配置される碁石は森羅万象の運行を象徴するとも言います。陰陽説においては万物は陰陽の気より生じたと言います。すなわち「ふたりはプリキュア」はこの宇宙の象徴であると申せましょう。申せませんか。そうですね。
    • プリキュアシリーズは今まで全然観てなかったのですがなぜか今年の『スマイル〜』は初回から観ている。理由は自分でもよくわからないものの今のところ毎週視聴している。大きなお友達の仲間入りだ。
      • シリーズ第一作である『ふたりは〜』では主人公がラクロス部のエース(女子にモテモテ)と才色兼備のお嬢様(男子にモテモテ)というハイスペックコンビなのだが、『スマイル〜』においてはそういった娘ばかりではない。
      • オレンジ、緑、青の子は第一作を踏襲したかのごときハイスペックを誇るものの、あとの二人はそうでもない。特に黄色の子、黄瀬やよいさんは絵を描くのが趣味でヒーロー物の大ファンという設定であり、明らかにギーク。すなわちスクールカースト下層です。
      • やよいさんがもし三十分前の番組に登場していたら学園のキングとかクイーンとかその取り巻きとかに鼻で笑われる灰色の学園生活を送っていたに違いない。挙句に校長からスイッチを渡されて画架座のゾディアーツとかになってラストワンするのが関の山だった。危ない所であった。やよいさんプリキュアになれて本当に良かったですね。やよいさん何で必殺技のときグルグル回るんですか?黄金の回転ですか?