地震の次の七十四日目


夕方、遠雷を見た。
稲妻は見る分には大変綺麗なのだけど、お近づきにはなりたくない。
美女と美男は遠くで見ているうちが華。


今までに見た中で一番とんでもない雷は中学生の頃に見た奴。
落雷はしないのだけど雲の中でひっきりなしに光る。
雲自体は濃くて真っ黒なのに、殆ど連続した放電のせいで周囲は明るかった。
具体的には切れかけた蛍光灯くらいの明るさだった。
あんなに連続して放電する雷雲はあの時以外見たことない。



小悪魔アゲハの幼虫が緑色になった。
模様からするとナミアゲハ
すべすべしていて意外と手触りが好い。
ただ、このミカンの木はまだ小さくて葉もあまり多くない。
終齢幼虫になる頃には丸坊主にならないか心配ではある。