母が法事に行ったところ、出された食事の中に骨付きのソーセージがあったとか。
その骨を見た小学生の男の子が「化石!化石!」と喜んでいたそうな。
それを聞いて、化石に反応するのはおそらく『恐竜キング』の影響なんだろうな、と思ったわけです。
どうも巷の少年達は『ムシキング』『恐竜キング』に踊らされる形で甲虫やら恐竜やらに夢中のようで。
先年幕張メッセに「世界の巨大恐竜博2006」を観に行った時は、矢張り設置されていた『恐竜キング』にちびっ子達が群がっていた様を見て「何もこんなところに来てまでやらんでも」と思ったものです。
それはともかく契機はゲームにしても、虫だの恐竜だのに夢中になれるのは悪いことじゃあありません。
子供の頃に一度憶えた恐竜の名前なんかは忘れないものでしょうし、例えブームが過ぎても虫やら恐竜やらへの興味を失わない人も中にはいることでしょう。長じてその筋の研究に生涯をかけるような人も出てくるかもしれません。
そこで今後の「○○キング」のバリエーションを考えてみようと思います。
椎名高志先生は『絶対可憐チルドレン』の中で「甲殻王者カニキング」ってネタを出してましたが、そういった類です。そういや「カニキング」カードは単行本購入特典になってましたね。
- 宗教王者神キング……世界の宗教をカード化。イラストは水木しげる大先生。と思ったが水木先生は直球で「妖怪キング」の方がいいな。金子一馬氏で。
- 寄生王者虫キング……寄生虫をカード化。イラストはあさりよしとお先生*1。
- 発行王者雑誌キング……週刊、月間、季刊、あらゆる雑誌をカード化。発行部数が少ないほどレア。
- 発酵王者細菌グ……菌類、細菌類をカード化。イラストは石川雅之先生以外ないでしょう。まあ「菌グ」って書きたかっただけなんだけど。
- 荒野王者スラムキング……バイオレンスジャックのアレ。「少年に目指してほしい王者*2」ベスト3ランクイン。
- 邪気眼王者中二キング……相手は死ぬ。
毎度の事ながらオチはありません。