ジャーナリズムの倫理と新聞記者の精神

知人の教員から聞いた最近の話。
ひとりの中学生が「教師から体罰を受けた」と親に話した、ということがあったらしい。
どういうわけかその話を聞き付けた某新聞社の記者が当の中学校まで直接取材にやって来た。
中学校の方ではそんな話は初耳だったので即刻調査した結果、程無くその中学生の狂言だったことが判明。
記者曰く「そういったことなら記事にはなりませんのでこれで失礼します」。
応対していた校長はそれを聞くと大層憤慨して記者に言った。
「こんな忙しい中にそういう人騒がせな話があった、ということを新聞はちゃんと記事にしてくれないと!」
それから数日経つらしいが、結局未だ記事にはなっていないとの由。


教師の皆さん本当にお疲れ様です。