特別展

ふと思い立って国立科学博物館まで行ってきました。
目当ては「化け物の文化誌」展だったんですが、行ってみたら「大英博物館 ミイラと古代エジプト」展と「日本の科学者技術者展シリーズ第4回 南方熊楠」もやってたんでついでに観てきました。
どれも満足だったんですが、熊楠展で「熊楠は3歳の頃から『和漢三才図会』105巻の筆写を3年かけて完成させた」由を見た中年女性が連れに向かって「何それー、おかしいんじゃないのー」と話していたのが聞こえたので思わず笑いそうになりました。
だって南方熊楠ですよ。人間のくせに自在に反芻できた怪人ですよ。おかしくないわけないじゃないですか。
あとは熊楠が弟子を分野ごとに「キノコ四天王」とか「粘菌三羽烏」とか呼んでいたという逸話が個人的ヒット。
「何とか四天王」とか「何がし八人衆」とか勝手に名づけるメソッド。
なんか熊楠の話ばっかりじゃないか。熊楠萌え。