八十八

五十一日目よ今夜もありがとう

私が毎日通る道に一軒のバーがあり、その軒下に毎年ツバメが営巣します。 出入り口の真上なので糞が落ちるのを防ぐために、毎年巣の下に箱を設置しています。 今年も例年のようにツバメが巣を作り、その下に箱が付けられたのですが、今年は様子がおかしい。 …

赤い仮面の五十日目

ついに田んぼの水が干上がったのでまだ上陸していなかったオタマジャクシは哀れ干物に。 合掌。

中有四十九日目

コンビニに行ったら斜め向かいから炎が上がっていた。 焚火にしては大きいと思ったらやっぱり火事だった。 野次馬の老婆が興奮しながら他の老人を手招きしていた。 消防車がすぐに来たので被害はそれほどでも無かったらしい。

摩天楼にバギューム四十八日目

ナスカメモリそろそろ出てくるかなーと思ったら赤ナスカとはな……。 ペルー人もびっくり。 ナスカといえば昨日近所の子供が道路に地上絵描いてたけどあれからどうしたかな。

四十七日目のしかく

「シグルイ来月で最終回か……寂しくなるな……」 (RED付録の女体フィギュアを組み立てながら)

遠近法の四十六日目

この辺りで一日目の写真と比較してみましょう。 何だか縮尺が違うように思えてしまう。

さすがゴッグ四十五日目

昨日よりは湿気が少なかったので過ごしやすかった。 昼下がり、緑濃き田んぼの中で黙々と作業する老婆、その近くでじっと待っている柴犬を目撃。 絵葉書のようないい構図だったが運転中だった。 蝉の声があれば情景として完璧だったがこのあたりではまだ鳴い…

犠牲の四十四日目

写真の色がぼんやりして見えるのは多分湿気のせい。 今日は湿気が視認できそうな勢いだった。 窓を開けたら湿気が入ってきたのが判ったもんなー。 毎年この季節になると水の事故を伝えるニュースが頻繁に届く。 海には海の幸、山には山の幸があって人々に利…

湿気高い四十三日目

雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨 簾越しに雨が降っている様子。

時代を四十二日目から始めよう

電子書籍が一般的になることにより紙の本が淘汰されるかもしれない。否、確実にそれは起きるのだという人もいます。 個人的には紙の本は風情があって好きなのですがそこはそれ、時代の成行きというものでしょう。 確かに紙の本は場所取りだし検索も大変だし…

恋のグルメ旅行四十一日目

蛇の抜殻を樹上で発見。頭部がきれいに残っていました。 目の部分なんかは姫姉様がそこだけ先に持って帰るくらい見事です。 その後いろいろあったりして最終的に金色の野に降り立つべし。 かぜのたにのーなんーとかー

四十日目にして惑わず

暑かったせいか、田んぼで蛇が泳いでいた。 一メートル二十センチくらいのシマヘビ。 単にカエルを捕っていたのかもしれないが。 写真を撮ろうとしたら稲の陰に消えていった。 蛇は米を食い荒らす鼠を食べるので古来田んぼの守り神として崇められたとか何と…

鶯の身をさかさまに三十九日目

今日は薬を撒いたらしく、オタマジャクシが何匹も白い腹を見せていた。 死骸はアメンボやタニシの御馳走になったり、肥料になったりするのだろう。 カエルは陸に出られるんで毎年農薬を撒いていても佃煮にするほど生息しているが、ドジョウは最近あまり見な…

時の記念日だそうです三十八日目

葉が伸びるに従い、だんだん隣の株と境界が曖昧になってきた。 植物の生長の荒々しさや暴力的なものを感じてしまう。 伸びてゆく植物というものは緩慢な津波のごときもので、大抵の物は飲み込んでしまう力を持っている。 例えばアンコール遺跡は人が住まなく…

花は盛りに月は隈なきをのみ三十七日目

物置の窓ガラスにヤモリがへばりついていたのを見つけた。 手がカエデの葉のようでかわいらしい。 以前同じ場所で見かけたときよりも大きかったが同一個体かどうかは不明。

三十六日目不如逃

近所の竜舌蘭が咲いた。咲く前のつぼみは巨大なアスパラガスに見えた。 アスパラガスの苗が百円ショップに売っていたので買おうかと思ったが、もう時期を逸しているのでやめた。

まっすぐな木の三十五日目

晴天が続くので水が干上がってきた。

たまには動物の写真も出してみる三十四日目

ますます見た目が膨らんできた感じ。 ボーボーですか。ボーボーですよ。 手の方にピントが合ってしまっていますが……。 今年見た中では一番早くカエルっぽくなった奴。 小中学校の同級生にも発育の早い子っていたなーなどとぼんやり思い返す。 もう四肢が生え…

蓮華王院三十三日目

急に激しい雨が降り出したと思ったら直後に真上で稲妻が光った。 幸い、どこにも落ちませんでしたが。 雷は見る分にはとても綺麗ですが、危険なのであまりお近づきにはなりたくない。 世の中にも往々にしてそういうタイプの人物がいたりするものですが、人間…

三十二日目四駆

水泳中の芋虫がオタマジャクシの餌食になってました。 あいつら顔の割に肉食なのよね。 正しく肉食系男子及び女子の群れ。

農としか言わない三十一日目

オタマジャクシの中に後脚が生えた奴がちらほら見られるようになりました。 脚が生えてくると顔も丸顔から角張ってきて、だんだんカエルの顔に変わってきます。 すなわち大人の階段のぼっている訳です。君はもうシンデレラです。 人間で言うと声変わりしたり…

もう三十日目ですってよ奥様

稲写真を撮り続けてとうとうひと月です。 相変わらず稲は生長著しいものがあります。 撮っている方はあまり成長していません。 植物を見習って日々成長したいものです。

リングに稲妻走る二十九日目

そして水田は六月という次のステージへ……! 大した変わりはありませんが。 今日もオタマジャクシ共は元気でした。

五月も終わる二十八日目

台所に蛞蝓が這っていた。

そうでもある二十七日目

デレプタさんに合掌。 彼が出てくると話がシグルって面白かった。 片腕に刃創を負わされたレッドさんが勝利を誓うところとか。

今年初めて蚊に食われた二十六日目

またキンカンが活躍する季節に。 ムヒよりキンカン派。

たぶん虫か蛙か二十五日目

五月頭の写真と比べると陽射しが強くなったのがわかる。 そりゃあ稲もモサモサ伸びるだろうさ。 近所の猫が草むらで何かを捕食していたので気になったのだけれど、近寄ったら確実に逃げられるので距離を置いたまま眺めていた。 眺めながらふと、今から百年も…

何日目なのか忘れそうになった二十四日目

美脚の生えた体長五メートルくらいのマグロが人を襲っている夢を見た。 凶暴なことに加え、走るのが大層速いという何とも恐ろしい奴だった。 夢の中ではマグロに脚が生えていることに全く疑問を抱かなかった。 しかし目が覚めてみるとどうもおかしい。 思わ…

寒い時代だと思う二十三日目

急に寒くなった一日でした。 昨日はあんなに鳴いていた蛙も静まり返っております。 さすがに変温動物。

二十二日目

今夜はなぜか蛙の声が一際大きい。