2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

乱歩全集

光文社文庫の乱歩全集が気がついたら全巻出揃ってました。 どこまで買っていたか把握してなかったので、本棚を確認してみたらあと2冊で揃う状態でした。 順番に発行されないもんだから間違って『屋根裏の散歩者』は2冊買ってしまっていましたが。 何はとも…

さよなら、餡パンマン 第参話

悲願であったはずの黴菌マンとの決着は、3人のパンマンたちに深刻な苦悩の影を落とした。 悪事を行う者が消えた今、他者を守る力は無用の長物と成り果てたのである。彼らは悪と戦う為に流星より生まれ出でた者たちである。正義としてしか存在を認められぬ。…

蛇足

山狩りの成果は猪二頭、ということにしようかと思いましたがやめました。

さよなら、餡パンマン 第弐話

街に話が伝わってから更に明らかになったことには、今朝から食パンマンの行方も知れぬという。頼れる人物はこれで皆無といってよかった。 結局、2人のもたらした報は徒に街の住人達に恐慌を引き起こしたに過ぎなかった。 それも無理からぬ話で、既に悪意の…

蛇足

パン工場内で死体が発見された場合 その犯人として最初に疑うべきは外部の者ではない というネタを入れようかと思いましたがそれをやると日本刀を登場させずにはには収まらなくなるので断念しました。そういえばアンパンマンは流れ星が墜ちて生まれたんでし…

さよなら、餡パンマン  第壱話

パン工場で男性の首なし屍体が発見されたのは、いつものように早朝の作業に取り掛かろうとしたジャム小父さんとバタ子によってであった。 屍体は工場の床、竃のすぐ前に仰向けに横たわっていた。均整の取れた肢体に一糸もまとわぬ全裸である。蒼褪めたそれは…

『未来いそっぷ』星新一

何でこんなひねくれた内容の本が小学6年生の教室に置いてあったんでしょうか。 教室の片隅に置いてあったこの本を何気なく手に取った当時11歳の少年は、その日のうちに読了。 それはおよそ他の学級文庫に 聞いたことも見たこともない奇怪な内容であった ど…

ごあいさつ

思いつきで書き散らそうと思います。 思いつきって便利な言葉ですね。